中年プログラマーの息抜き

ブログをはじめました。気の向くままにプログラム関連ネタをメモしていきます。

NAS故障からデータを復旧するまで

NASについて

色々な情報を入れとくのに便利ですよね。 私もBAFFALOのLS-WX2.0TLというのを愛用していたのですが、ついに先日壊れました。

RAID1ミラーリングで故障に備えていたわけですが、今回は電源が燃えたようで、どうしようもありません。5年くらい使ってるので寿命でしょう。

というわけでデータ復旧に挑みます。

復旧までの流れ

NASから取り出したディスクはXFSフォーマットになっていて、WINDOWSMACにUSB経由などでつなげてみてもRAWディスクとなって読むことはできません。

ということでLINUXを準備します。今回はVM環境へubuntuを入れてFTP経由で作業しました。SCPでもよいですが遅いのでFTPを使いました。VMWAREは、vmware.comよりダウンロードできます。Ubuntuは、ubuntu.comよりダウンロードできます。

必要なのは「VSFTPD、mdadm」くらいでしょうか、aptでまとめてインストールしました。

VMWAREUBUNTUを起動したらUSB経由でディスクを接続してRAIDディスクとしてマウント
        sudo mdsdm --stop --scan
        sudo mdsdm --assemble /dev/md0 --run /dev/sdc6
        sudo mount /dev/md0 /mnt
こんな感じで作業を繰り返し、約1TB無事に復旧できました。

まとめ

いくら備えてもダメなときはダメですね、とあきらめてます。今回の故障もNASから外付けUSBへバックアップしておけばこんな作業は必要なかったかもしれませんが、きりがないんですよね。 というわけでまたNASを購入して同じように運用していく予定です。何かあったときはまた同じように作業すればよいわけですし