初心者でもできる javaEEの開発(3)
javaEEを勉強しようとした時の、最初のハードルの開発環境構築についてです。
今回は、無料のEEサーバーの「glassfish4」を導入して試してみます。
開発環境構築(GlassFish 4 インストール)
以下のサイトから「Java EE7 Web Profile」の「glassfish-4.1.1-web.zip」をダウンロードします。
https://glassfish.java.net/download.html
ダウンロードした「glassfish4」は
「C:\opt\hello_java\glassfish4」へ展開しておきます。
「eclipse」を起動して、サーバーを追加します。
「Window -> Preferences」で「Preferences」画面を開き「Server -> Runtime Environments」を選択して「Add...」ボタンから「New Server Runtime Environment」画面を開きます。
「Show additional server adapters」から「Install New Extension」画面を開きます。
「Install New Extension」画面で、「GlassFish Tools」を選択してNextボタン。
「I accept the thems of this license.」へチェックして、Finishボタン。
下記画面がでたらOKボタン。
下記画面がでたらOKボタン。(Eclipseが再起動します。)
Eclipseが再起動したら再度「Window -> Preferences」で「Preferences」画面を開き「Server -> Runtime Environments」を選択して「Search...」ボタンから「Search For Runtime Environments」画面を開きます。
先ほど展開した「glassfish4」の場所を選択し、OKボタンで設定します。
こんな感じで「Search For Runtime Environments」へ追加されればOKです。
次にプロジェクトを作成します。(プロジェクト名は「hello_ee7」にしました。)
「eclipse」の「File -> New -> Project」で画面を開いて「Web -> Dynamic Web Project」を選択。
「Target runtime」へ先ほど設定した「glassfish4」を選択、
「Configuration」の「Modify...」から画面を開きます。
「JavaServer Faces」「JPA」を追加で選択してからOKした後で、「Next」します。
特に変更がないので、そのまま「Next」します。
「EclipseLink 2.5.2」へチェックが入っているので、そのままNextボタン。
特に変更がないので、そのまま「Next」します。
「JSF 2.2 (Mojarra 2.2.0)」へチェックが入っているので、そのままFinishボタン。
プロジェクトができたら「WebContent」の直下へ「index.xhtml」を作成します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"
xmlns:h="http://java.sun.com/jsf/html"
xmlns:c="http://java.sun.com/jsp/jstl/core"
xmlns:f="http://java.sun.com/jsf/core">
<h:head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=UTF-8" />
<link rel="stylesheet" charset="UTF-8" href="css/default.css" />
<title>Hello EE7</title>
</h:head>
<h:body>
<h1>Hello EE7</h1>
</h:body>
</html>
次に「WebContent\WEB-INF\web.xml」を開いて「<display-name>hello_ee6</display-name>」のあたりに、下記を追加します。</>
<welcome-file-list>
<welcome-file>index.xhtml</welcome-file>
</welcome-file-list>
では、サーバー起動できるように設定して、実際に起動します。
「Servers View」で右クリックから「New -> Server」で画面を開いてから設定していきます。
「Select the server type」で「GlassFish 4」を選択すると上で設定した「glassfish4」の内容になるので「Next>」。
とりあえずそのままでよいと思います。「Next>」。
「Available:」内のプロジェクト(hello_ee7)を選択して「Add>」すると「Configured:」へ追加されるのでそのまま「Finish」します。
アプリケーションの自動公開を設定します。「Servers View」で「GlassFish 4 at localhost [domain1]」をダブルクリックして設定画面を開いて、「Publishing」の「Automatically publish when resources change」を選択してCTRL+Sで保存します。
サーバー起動は「Servers View」で「GlassFish 4 at localhost [domain1]」を右クリックして「Start」から可能です。
「http://localhost:8080/hello_ee7/」へアクセスできるか確認してみてください。
こんな感じで表示されるとOKです。
これでglassfish4サーバーのインストールが完了しました。次回は実際にコードを書きながら「JSF、JPA、EJB」などを試したいと思います。